WONK「EYES」SPECIAL 3DCG LIVE

リアルタイムで観た。良かったわあ、すごく良かったわ。


光回線じゃないウチの環境では不安もあったけどね。結果的には大丈夫だった。スマホの回線でつないだけど、音声も映像も途切れなし。やったね。


有料配信のチケット買ったのは今回が初めてなんだけど、やっぱ、今回のこの企画がとても特別だから興味を持ったわけで。メンバーによると、モーションピクチャーでアバターに演奏させるスタイルで、しかも、コンセプトアルバムの世界観もCGで表現しながらアルバム完全再現をするってのは世界初なんじゃないかとのこと。うん、まさに月面着陸やな。


モーションピクチャーの精度はもちろん完璧とまではいかないけど、でも、ライヴ配信を成立させちゃうところまで達してるんだもんね。オレぐらいの年代(40代)の人間からすると、電波少年があってFF7があってPerfumeがあって、今、映像の世界ここまできたんだというカンジ。しみじみ。
顔の表情ってところまでは、さすがに柔軟に表現することができないからね。荒田みたいに「サングラスかけてるキャラ」のほうが有利だし、カメラアングルも引きのほうが好都合なカンジはする。引き多用気味でいいのかも。
あと、モーションピクチャーは、動きの少ないアクションよりもダイナミックなアクションを捉えるほうが得意なのかなと思った。演奏隊3人に目を向けると、荒田の再現度が一番高くて。打楽器を叩く行為のほうが、弦楽器を弾く行為・鍵盤楽器を弾く行為に比べてはるかにダイナミックだからね。ケントナガーツカに関しても、ジャンプをキメるアクションの再現度が高くて、「今ライヴを観てる!」って実感したもんなあ。
あと、これも荒田の話になっちゃうけど、ヒットしたシンバルの打面が光るっていう演出がカッコ良かったなあ。個人的にあれ気に入っちゃったわ。


アルバム完全再現ライヴなので、セットリストは本当に『EYES』の1曲目から最終曲までを演奏していくスタイル。個人的なハイライトはどこだったかなあ。上述のダイナミックな動きがご機嫌だったっていう意味でいえば、「Mad Puppets」と「Fantasist」かなあ。素晴らしい演奏だったわ。
普段だったらゲストありの演奏のほうが通常運転だけど、今回は4人だけでの演奏。今回用のアレンジも良くて、そこでは江崎の演奏が光る。「Orange Mug」とかね。
それと、今回、歌詞と対訳の字幕も付いてて。オレは例の豪華版CD買わなかったから、対訳は初めて見るのもあるね。この機会に『EYES』のストーリーも細かく満喫してみよう。なんたってアーカイヴ1週間観られるから、対訳だけ注目して観るなんて楽しみ方もできちゃうな。


あと、音質に関してだけど、全然問題なし。というか、すごく良かった。スネアの音めっちゃ良かった。
ウチでは、PCからHDMIでテレビにつないで、テレビから外付けスピーカーにつないだんだけどね。素晴らしい音を楽しめたよ。


ってーわけで、素晴らしいライヴだった。あと、2~3回観るわ。